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A Will Records

A Will Records 始めました。

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YAVZ.COM / 2023.12.02 京丹後TRAILER

「山と珈琲」など、
最近は制作をいっしょに楽しむことが増えた友達、YAVZ.COM。
彼とも、もう長い付き合い。

そんな彼が、昨年12月2日、
京丹後TRAILERのオープニングイベント
“frames vol.0” でライブしてくれたときの映像が、
https://www.youtube.com/@yavz
に数曲アップされております!

夜明けとはまだまだ呼べないような、
深夜というか早々朝に起きてゴソゴソ作業し出したりする
おじいはんタイプの私には、
特にこの曲は沁みるものがあったりするのです。
夜明けの迎え方は違いますが、
あの時間帯の思考や感覚が独特なことを自分もよく感じます。

ぜひ聴いてみてください!

EVER GREEN COFFEE /「山と珈琲」/ 2024.01.07 / 六甲 菊水山

この日の後半戦、菊水ルンゼへ。

妙号岩から、
「このあとあそこを登ります」
とEGC竹中に教えてもらって菊水ルンゼを眺めたとき、
え!俺みたいな者に登れるのか!?と思いました。

“ルンゼ”とは、
“岩壁が氷雪や風雨の浸食で削られた険しい溝”という意味なのだそうです。
ですが、遠くから見ると急峻に思えたものも、
近づいてしまうと、攻略法は見えるもの。
危ないところは、竹中がちゃんとアドバイスをくれます。
一手一手、一歩一歩を注意深く選びながら、
岩場登りを楽しませてもらいました。

その最中、なんと雪が降ってきました。
午前中はあんなに天気がよかったのに。
言うても1月。言うても高所。
珈琲を淹れるところを撮影する予定だった場所も、
天候の変化と強風により断念。

しかし、言い方は少し乱暴ですが、
何処で撮っても絵になるのが山の面白さでもあります。
菊水山の山頂を目指す道中の朽ちた木をお借りしてドリップ。

YAVZ.COMの臨場感ある音づくりの奥行きがとても心地良いです。

EVER GREEN COFFEEのWebsiteがリリースされたようです!
ぜひチェックしてみてください!

EVER GREEN COFFEE Website

Spanish Bar “BANDA” PV

思えば、長い付き合い。
偏固者なのはお互いさま。
時にはそこに未熟を足して喧嘩することもしばしば。
しかし偏りの芯にある個性は独自で太く思慮深く。
ラップしてる音源を初めて聴かせてもらったときには、ブッ飛んだ。
以来、ずっと消えない敬意があります。

大阪に行けば、必ずと言っていいほど顔を出す店。
行く理由は、行けばあいつがいるから。
カウンターに座って、また新しい馬鹿話で笑いっぱなし。
乾杯して、またな、の繰り返し。

何度もチンしては何度も冷ましてしまった約束。
時間がかかりすぎたのも俺たちらしく。
でも、間に合いました。

EVER GREEN COFFEE /「山と珈琲」/ 2024.01.07 / 六甲 妙号岩

2024年、1発目の山と珈琲。
京丹後の1月の感覚で、かなりの防寒の準備をして、神戸へ。

ところが、この日の六甲は天気も良く、
歩き出すと程よい気持ちよさを感じる気候のなかスタート。

EGC竹中がチョイスしてくれたルートで、鈴蘭台から妙号岩へ。
妙号岩の南峰から望む石井ダムと神戸の街は絶景。
光と風を全身に浴びて、魂が洗われるようでした。

下まで降りると、
岩に彫られた巨大な「南無阿弥陀仏」の妙号を間近で見れました。
その昔、旅人の安全を祈った僧により彫られたものだそうです。
圧巻でした。

絶景の記憶を再現するかのように、
今回のYAVZ.COMのサウンドデザインも壮大な印象。
エアロプレスで淹れる、ホットコーヒー。

EVER GREEN COFFEE Instagram

能登半島地震について

1ヶ月が経ちました。

能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に、謹んでお悔やみ申し上げます。
被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。

新年早々、元旦から、まさかこんなことが起こるとは思いもよりませんでした。
自分が生活している京丹後もけっこう揺れました。
あのとき自分は、勤務させてもらっているホテルの厨房にいました。
強い横揺れが、思いの外、長い時間続きました。
ひさしぶりに怖いと感じる揺れでした。
震源が石川県であるという速報を見て、
とんでもないことが起きてしまったと思いました。

その後、1月の京丹後は、冷え込みが厳しい日も多くありました。
がっつりと雪が積もった日もありました。
その度、被災地の寒さを想像しました。

 

この1ヶ月、
自分にも何か出来ることはないかと考えて行動し続けたいと思うとともに、
CRAB WORKSとしても、何か出来ることはないかと考え続けていました。

不甲斐ないですが、現在の自分には、大したことは全くできません。
本当にせめてもの、とても小さな行動ではありますが、
現在うちで販売しているTシャツなどについて、
当面の間は、その売り上げを支援にまわしたいと思っています。

オンラインストアにてご購入いただきましたものについては、
商品発送時にかかる送料と手数料を引いて残った額とさせていただきます。

直接、自分がお渡しできる方々は配達もさせていただいておりますので、
引き続き、何かしらの方法でご連絡くださいませ。

 

とは言え、うちは有名ブランドでも何でもありません。
需要や評価の高い人気商品を取り扱っている訳でもありません。
制作したものも、自分の個人的な思いや、
友達との関わり合いのなかで生まれた、自分のためのものばかりです。

そのため、このような行動を起こしたところで、
支援にまわせるほどの額をぜんぜん集められないかもしれません。

それなら、やる意味があるのだろうかと、自分のなかで問答を続けていました。

 

そんなとき、「山と珈琲」という企画のロケがありました。
「山と珈琲」は、友達のEVER GREEN COFFEEの竹中と、
音楽家の籔といっしょに遊んでいる映像作品の企画です。
その際、竹中と籔にそのことを相談してみました。

すると、竹中は、うちの商品をご購入いただいたお客様に、
EGCのコーヒーバッグをつけることを提案してくれました。
そして、このためにオリジナルブレンドを用意してくれ、提供してくれました。

籔は、音楽家として、思いを込めて曲を制作してくれました。
曲は【こちら】で聴けます。(ダウンロードもできます。)

 

この行動が何の足しになるかはわかりません。
何の足しにもならないかもしれません。
ですが、現時点で、
すぐに支援金に変換できる可能性があるものが商品在庫しかありませんでしたので、
まずはひとつの手段として、この方法を設けておきたいと思います。
迷いや自問は消えませんが、どうせ阿呆なら動いてみようかと、
友達に背中押してもらって、そんなふうに今は思っています。
長期的に、在庫の完売を目指して取り組んでいけたらと思っています。

 

山を歩いていると、自然の偉大さを身体全体で感じます。
それは畏怖でもあります。
地震も、地球の活動である以上、止めることなど出来ません。
これからも必ずどこかで起きてしまうことです。
被災は他人事ではないと、自分はそんなふうに思います。
自分はたまたま、今回も直接の被害を被らなかっただけです。
起きてしまった災いに本当に胸が痛みますが、
その可能性はみんなにあるのだということを忘れず、
みんなで関わって、分けて、サポートできたらいいなと個人的には思っています。
離れたところの知らない誰かに起きてしまったこと、ではなく、
隣のひとに手を貸すくらいの気持ちで動きたいなと思います。

本当に微々たる小さな一手にしかなれませんが、
全体のうちのひとつとして自分も参加できたらと思います。
自分の場所、生業、活動などから、
引き続き、何か出来ることはないか、動きながら考え続けていきたいと思います。

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