7月2025

EVER GREEN COFFEE /「山と珈琲」/ 2025.07.20 / 裏六甲 逢山峡

父ちゃんになったEGC竹中との初トレッキング。
めでたい!!!

連日の猛暑にヤラレてしまっている7月20日。
熱中症だけには気をつけようで!を合言葉に、
みんなで想像力を共有して、できる限りの準備と装備をして神戸へ。
夏への対策として、いつもより1時間ほど入山時間を早めることに。
今回も、俺はマブタチのもんげと京丹後から向かいます。
早朝4時すぎに出発。

今回、竹中がチョイスしてくれたルートは、裏六甲の逢山峡。
ホウザンキョウと読むらしいです。
入山してすぐ、豊富な水量の沢をジャブジャブ進む展開。
涼しい。連日の酷暑の疲労が抜けていくようです。
少し進むと、豊富どころか、水深が深すぎる場所も随所に。
竹中ともんげは、泳ぎ出しました。笑
今まで連れていってもらったルートでも、
泳げてしまうようなところがあるところはなかった気がする。
なんと清涼感に溢れた山行か。
俺とヤブは機材があるので、なるべく水の少ないところを選びつつ進みます。

YAVZ.COMのアンビエントなサウンドが、
またひとつ山行の思い出を印象的に刻んでくれます。
優しかった水の音と感触。爽やかな早朝の山の匂い。

初めて竹中に飲ませてもらったとき、衝撃だったコーヒートニック。
そんな飲み方あるのか!と。
そして、こちらも前回の山行で飲ませてもらって、
フルーティすぎて衝撃だったコロンビアのエル・パライソ・ライチの豆。
この組み合わせ、夏に合いすぎて最高でした。
珈琲とトニックウォーターの複雑な混ざり具合の味を、
味覚がどんどん奥へと追いかけ続けて楽しい。美味しい。
そして炭酸が喉から元気をくれるようです。

だんだんと、人に会うことが増えてきました。
子供たちを連れている人や、犬を連れている人もいる。
ヘルメットやサポーターなどの防具をちゃんと装備されている方々ばかり。
やっぱり、ちゃんと遊ぶためには、ちゃんとした備えが必要なんですね。
勉強になります。

逢山峡、夏休みには最適かつ、最高なのではないでしょうか。
俺もすでに、ここには毎年来たいと思ってしまっています。

EVER GREEN COFFEE Website

“I want” / No.004 HAIR STAND VEHICLE 村上 勝広

カツとは高校で出会った。
3年間、同じクラスだった。
カツは、とても素直なヤツだと思う。
思ったことは、そのまままっすぐ言う。
歯に衣など着せぬので、時にそれは鋭角的なときもあるけれど、
その角度にもユーモアがあったりして笑える。
カツのそういうところ、とても好きなところ。
美容の専門学校を出てから、美容師一筋。
そして、地元に“ビークル”という自分のお店を出して、今年で12年目。
すげえな。尊敬する友達のひとり。

俺もカツの仕事を体験したいのだけど、
私の毛根たちは早期リタイアでどんどん辞めていき (根性なしどもめ)、
去る者は追わず、毎日、風呂のついでに剃髪しているため、
美容室とはすっかり縁がなくなってしまった。(帰ってくるなら許したい)
その代わり、子供たちが髪を切るときはビークルに連れて行き、
カツの仕事を体験してもらっている。
君たちは、父ちゃんの分も、大いに切ってもらいなさい。

カツに、改めて、今までの話をゆっくり聞けたのはとてもおもしろかった。
当たり前だが、人の数だけ物語がある。
そして、それは経てきた時間の分だけ深い。
俺が話を聞かせてもらっているのはその一部に過ぎないけど、
毎回おもしろくて仕方がない。
特に、この企画は、お仕事を入口にしているので、
自分の知らない世界の話ばかり。
そんなもん、おもしろいに決まっている。
なんぼでも聞ける。
そして、誰からも、今日までどう頑張って来られたのか、
という話が聞かせてもらえる。
これは、とても刺激的なことだったりする。

俺も、もっと何かに挑戦したいと思ってしまった。
そして、今までヤブにお願いしていた、
インタビュー部分の音声の整音を自分でやってみようかなと思った。
すぐ、ヤブに相談。
何か相談を持ちかけたとき、ヤブは、いつも本当にやさしい。
とても親身になって相談に乗ってくれる。
俺にでも出来そうな方法を考えてくれて、レクチャーしてくれた。
もちろん、簡単なことではなかった。
俺の作業環境面で謎の不具合みたいのんも出たりしたし、
何より、音の世界は奥が深すぎる。
しかし、何事も、はじめの一歩から。
ヤブの手厚いサポートのおかげで、なんとか現時点での最適な方法が見つかり、
ひとまずの合格点もいただきました!

何度も心折れそうになりましたが、
この整音作業を俺が自分で出来るようになれば必ず成長につながると、
ヤブが背中を押し続けてくれたのでした。
ドットコム先生!マジラブ!
これから数を重ねて、耳を鍛えていきたいと思います。

撮影の日、最後のカットは、カツの娘ちゃん。
赤ちゃんの頃に会って以来だったから、大きくなっていてビックリ。
そりゃそうだよな。
カツの、父さんとしての顔も見れたりして、嬉しい1日でした。

カツ、ありがとう。