MOVIE
カツとは高校で出会った。
3年間、同じクラスだった。
カツは、とても素直なヤツだと思う。
思ったことは、そのまままっすぐ言う。
歯に衣など着せぬので、時にそれは鋭角的なときもあるけれど、
その角度にもユーモアがあったりして笑える。
カツのそういうところ、とても好きなところ。
美容の専門学校を出てから、美容師一筋。
そして、地元に“ビークル”という自分のお店を出して、今年で12年目。
すげえな。尊敬する友達のひとり。
俺もカツの仕事を体験したいのだけど、
私の毛根たちは早期リタイアでどんどん辞めていき (根性なしどもめ)、
去る者は追わず、毎日、風呂のついでに剃髪しているため、
美容室とはすっかり縁がなくなってしまった。(帰ってくるなら許したい)
その代わり、子供たちが髪を切るときはビークルに連れて行き、
カツの仕事を体験してもらっている。
君たちは、父ちゃんの分も、大いに切ってもらいなさい。
カツに、改めて、今までの話をゆっくり聞けたのはとてもおもしろかった。
当たり前だが、人の数だけ物語がある。
そして、それは経てきた時間の分だけ深い。
俺が話を聞かせてもらっているのはその一部に過ぎないけど、
毎回おもしろくて仕方がない。
特に、この企画は、お仕事を入口にしているので、
自分の知らない世界の話ばかり。
そんなもん、おもしろいに決まっている。
なんぼでも聞ける。
そして、誰からも、今日までどう頑張って来られたのか、
という話が聞かせてもらえる。
これは、とても刺激的なことだったりする。
俺も、もっと何かに挑戦したいと思ってしまった。
そして、今までヤブにお願いしていた、
インタビュー部分の音声の整音を自分でやってみようかなと思った。
すぐ、ヤブに相談。
何か相談を持ちかけたとき、ヤブは、いつも本当にやさしい。
とても親身になって相談に乗ってくれる。
俺にでも出来そうな方法を考えてくれて、レクチャーしてくれた。
もちろん、簡単なことではなかった。
俺の作業環境面で謎の不具合みたいのんも出たりしたし、
何より、音の世界は奥が深すぎる。
しかし、何事も、はじめの一歩から。
ヤブの手厚いサポートのおかげで、なんとか現時点での最適な方法が見つかり、
ひとまずの合格点もいただきました!
何度も心折れそうになりましたが、
この整音作業を俺が自分で出来るようになれば必ず成長につながると、
ヤブが背中を押し続けてくれたのでした。
ドットコム先生!マジラブ!
これから数を重ねて、耳を鍛えていきたいと思います。
撮影の日、最後のカットは、カツの娘ちゃん。
赤ちゃんの頃に会って以来だったから、大きくなっていてビックリ。
そりゃそうだよな。
カツの、父さんとしての顔も見れたりして、嬉しい1日でした。
カツ、ありがとう。
2025/07/18 - MOVIE
前回から同じ言葉を持ち越してきますが、
ほんまにちょうどええ、
ちょうどええ気候の中のハイク。
ポピュラーなルートということもあり、
常に誰かの声が聞こえていたり、誰かの姿が見えていたり。
中学生くらいの男の子数人だけで来てるグループもいました。
普段、バリエーションルートと呼ばれる、
冒険感に溢れたルートを案内してくれることも多いEGC竹中。
故に、あまり自分たち以外の人の気配を感じることのない山行もある。
今回はそうではなく、それはそれで楽しい。
絶景ポイントで、写真を撮ろうとしていた方をヤブが撮ってあげる。
そしたら「撮りますよ」と言われ、俺らも4人で撮ってもらったり。
今までなかったことなんで、新鮮でした。
テーブルロックの近くには、猫がいました。
撮影していたら、覗きに来てくれました。
2023年4月、荒地山サンデーモーニングスラブ編で会ったみーちゃん以来。
荒地山は、猫が住んでいるところ、という印象。
誰かが、岩陰にお家も作ってくれたいるようでした。
ご飯をもらったりしている様子もありました。
とは言え、山中で生きるとは、なんとも逞しい!
今回のYAVZ.COMのサウンドメイクは、レトロな感じで温かい。
心地よかったこの日のことを思い出すにはピッタリ。
とても驚いたのは、竹中が今回チョイスしてくれた豆。
めっちゃくちゃフルーティ!
ライチ、ストロベリー、ピーチなどの風味を強く感じました。
それは、もう想像を超えるレベルで!珈琲なのに!
珈琲は、奥が深くて本当に楽しいということを、竹中に教えてもらっています。
そして、もうすぐ、竹中に第一子が誕生します。
おめでたい!!
そのため、次回の撮影は、出産とその後の諸々が落ち着いてから。
奥さんの安産を祈ってます!
EVER GREEN COFFEE Website
2025/06/13 - MOVIE
ヒノキオと出会ったのはいつだったろうか。
当時、ヒノキオがボーカルを担当していたバンドと、
ライブハウスで会ったのが先だったか。
それとも、当時、俺が働いていたコールセンターで、
アルバイトとして入ってきたヒノキオに出会ったのが先だったか。
大阪、南森町。
人材育成や研修事業を営む会社が運営するコールセンター事業部。
俺はそこでアルバイトからお世話になり、最終的には正社員になった。
もうずいぶん前のことだけど、8年ほどそこで過ごした。
俺のような青二才の田舎者が、
某大手通信会社の役職付きの方々と施策を進めさせていただたり、
仕事と稼ぎのプロである企画会社の方々と施策を進めさせていただたり。
社会人としての仕事のやり方は、
数々の失敗を通して、あの頃に学ばせてもらったものが多い。
そして、色んな人に出会った。
当時、コールセンターはアルバイトの時給も割とよかったし、
働く時間の融通も効きやすかったので、色んな人が働いていた。
音楽、MC、ダンス、芸人など、色んな活動をされている人がいた。
「多様性」なんて言葉は、あの頃はまだ聞いたことがなかったけれど、
本当に個性的な人たちにたくさん出会った。
何かの磁場だったんでないの?と思うくらい、
キョウレツな個性が集まって、異なりまくっていた。
あの場所は、俺のヒーローアカデミアのようでもあった。
あの頃に出会って、今でも遊び続けている友達もいる。
ヒノキオも、そのひとり。
ヒノキオは、当時、バンド活動をしながら、
コールセンター以外にバーでも働いていた。
たまに都合を合わせては乾杯して、
音楽を聴いたり、馬鹿話をして笑ったり、遊んだ。
ヒノキオがコールセンターを辞めてからは、飲食業に進んでると聞いていた。
再会は、BANDA。
「大阪の福島区にとっても人気のスペインバルがある」と、
当時、スペイン料理に興味を持ち始めていたヒノキオを、
友人が予約してBANDAに連れて行ってくれたのだそう。
そして店に入ると、カウンターのなかでヤマシが働いていた、という。笑
(ヤマシも同じコールセンターで働いていた友達)
縁は、時に不思議な繋がりを持ってきたり、引き合わせたりする。
ヒノキオは志願して、BANDAで働き始めた。
俺も大阪に行ったときは、必ずBANDAに寄っていた。
ヤマシとヒノキオに会いに行く、というのは乾杯の理由として完ペキだった。
その後、姉妹店のBOHEMIAN BOHEMIANを任されたりして、そっちにも遊びに行ったり。
ヒノキオは、個人的な禊のために、
ポルトガルからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、
巡礼路をひとりで歩く旅をしたことがある。
その旅からの帰国翌日に、京丹後まで泊まりで遊びに来てくれたこともあったな。
そして、ヒノキオは、次のステップとして、高槻のNEUTRALさんに行った。
大阪での用事のついでにちょっと、みたいな感じで寄れる距離ではなくなっちゃったので、
会う機会は減ってしまった。
でも、たまに連絡を取り合ったりして、
ヒノキオが、薪で炊き上げるパエリアに情熱を注いでいることは聞いていた。
(となりの人間国宝さんにもなったしね)
昨年、日本パエリア連盟さんからの推薦により、
ヒノキオは「WORLD PAELLA DAY CUP」の日本代表として国際大会に出場しました。
このニュースにも、かなりアゲてもらった。
そして、今年。
6月1日に行われた「スエカ国際バレンシアパエリアコンクール」の日本予選において、
ヒノキオとアツシさんのNEUTRALコンビが、見事、優勝の栄冠を手にされました!!!!!!
日本代表として、9月にスペインで行われる世界大会に出場されます。
すごいよ、ヒノキオ。
かっこいいよ。
「諦めなかった奴が掴むのさ」
あの曲の詞が沁みる。
撮影させてもらった日は、日本予選に向けて、最後の練習の日だったそうです。
そんな大切なタイミングにも関わらず、俺を受け入れてくたヒノキオとアツシさんに心からの感謝を。
パエリアが炊き上がる2時間半の間、俺は夢中でカメラを回していました。
そして、食べさせてもらったパエリアは、それはもう、めちゃくちゃに美味しかったです。
おかわりさせてもらいました。
ヒノキオ、アツシさん、本当におめでとうございます。
心からの祝福と、世界大会に向けての激励を送ります!
No.1目指して、めちゃくちゃ楽しんでください!!
また、NEUTRALに遊びに行かせてもらいますね!
2025/06/08 - MOVIE
森が、1st full album「拝啓」のリリースを発表しました。
オンラインでも販売できるならしたいとのことだったので、
ウチのオンライン商店の一角でもよければと、
そのお手伝いをさせてもらうことになりました。
当店でご購入の方には、
森の未発表曲「うたかた」の弾き語り音源がつきます。
この特典は数量限定ですので、お早めにどうぞ!
ご購入はコチラから。
CRAB WORKS ONLINE STORE
全曲試聴予告編を、公開してます。
「拝啓」のCDデザインにも写真をご提供くださった、
森の友人の写真家、森 悠亮さんの写真を使用させていただいています。
森の歌からは、暮らしの匂いがしますね。
色んな季節の匂いもします。
孤独からやってきた歌だなという感じもします。
でも、やさしい温度で入ってきます。
珠玉の十曲。ぜひとも!
2025/05/21 - MOVIE
長かった冬を抜けて、4月。春の六甲。
気候的にはとても過ごしやすい山行になるのではないかなと、
気持ち軽めのステップのような心持ちで、
もんげといっしょに京丹後から神戸へ。
自分がそうでないからと言って、忘れてはいけない花粉の季節。
もんげは花粉症なので、花粉だらけであろう山に向かうの大丈夫か尋ねたところ、
山への興味と欲求のほうがもう上回っている感じでした。
EGC竹中も花粉症だけど、きっと同じ感じ。
理由は人それぞれだろうけど、
いったい人は山の何に魅了されるのだろう。
今回、竹中が選んでくれたルートは、芦屋地獄谷。
以前、大池地獄谷に連れて行ってくれたときに、
六甲には7つの地獄があると聞いていたけど、そのうちの1つか。
2つめの地獄。地獄の2丁目。
日曜ということもあってか、芦屋の駅前は山へ向かう装いの人が多数。
本当にたくさんいらっしゃってビックリするほど。
竹中に訊くと、割とポピュラーなルートなのだそう。
芦屋地獄谷の道程は、自分にとっては程よい難易度で楽しく上谷。
大池地獄谷のときにも思ったけど、そんなに地獄って感じはしない。
谷を抜けた岩場からは、神戸や大阪方面の街が一望でき、絶景。
少し曇りががった天気でしたが、万博の会場はどこかなーなどと時々的に。
YAVZ.COMの音も春らしく柔らかい。
今回は、ベースでヤブの友人のシゲマツシンさんが参加してくれているそうです。
シゲマツさんは、EGCのロゴをデザインしてくれた方なのだそうです。
グアテマラ産の中煎りをドリップコーヒーにて。
香ばしく甘い香り。
ちょうどええ。
ほんまにちょうどええんちゃうかという気候。
気持ちよく歩きました。
EVER GREEN COFFEE Website
2025/05/14 - MOVIE
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