EVER GREEN COFFEE /「山と珈琲」/ 2025.02.02 / 裏六甲 百間滝
今回、EGC竹中が連れて行ってくれたルートのあたりは、
有馬四十八滝と総称されるように、とても滝が多いのだそうです。
白石滝で珈琲を淹れる前にも、滑(なめ)滝という滝も見に行きました。
冬季にキンキンに冷えると、ここら一帯の多くの滝が凍って氷瀑となるため、
“六甲アイスガーデン”とも呼ばれるエリアなのだそうです。
今年の冬は、この日までは冷え込みが足らず、今回は氷瀑は見られませんでしたが。
(この数日後から、大寒波がやってきて、自分が暮らす京丹後も大雪でした。
タイミングが少し違えば、氷瀑が見れたかもしれませんね。
そのタイミングで山に入る勇気が自分にはなかったかもですが笑)
そして、次に珈琲を淹れたのは、百間(ひゃっけん)滝の前。
これまた自然造形のおもしろさを感じるステキな滝。
もしここが氷瀑だったら壮観だっただろうなあと想像しました。
YAVZ.COMは、毎回、その場で音を録音して、
採集した音を元にしたりしながら楽曲をつくってくれています。
“音景色の再現”だとヤブ自身も言っていますが、
その”再現”のニュアンスをいつも楽しみにしています。
日によっては、山行の途中で天候が変わったりして、
1本目と2本目の音づくりの印象に変化が出ることもあったり。
自分もその日の山行の時間を共に過ごしていますので、
ヤブのつくった音を聴いて回想する楽しみをもらっています。
同じ状況や時間を共有しているからでしょうか。
ああなるほど、そういう感じねと同調できてしまうような感覚もあり不思議です。
今回の2本は、冬の山の静寂と冷気のなかで、
珈琲の温かさを感じるような描写で、統一感があるように感じています。
竹中が深煎りに焙煎したブラジル産の豆をドリップで。
香ばしく、濃厚な味わい。
この後は、いったん山上に出てから湯槽谷山を経由して、
途中で有馬ロープウェイの駅を目がけて下山しました。
友人のもんげも山を楽しんでくれたようで、
これから毎回いっしょに来たいと言うてくれました。
(翌朝は、筋肉痛で寝床から起きれなかったそうです。
自分も初めはそうでした。笑)
2025/03/07 - MOVIE