長く居座った残暑。
残りすぎとちゃいますかね。
年々、居残りの期間が伸びてる気がする。
じわじわとバレないようにやってるつもりかもしれないが、
ほとんどの人が気づいてますよと教えてやりたい。
ようやく最高気温も20℃あたりに落ち着き、
すいぶん過ごしやすくなった。
もう金木犀の香りも通り過ぎた。
4時過ぎくらいにもんげと京丹後を出発する際、
まだ真っ暗だったし、空気もだいぶ冷えていた。
朝靄の中を神戸に向かう。
馬の背。
今までも何度か、EGC竹中が行き先の候補に上げてくれていた。
でも、悪天候でリスケになった際、
行き先が変更になって流れていた場所。
竹中からどんな場所か聞いていて、来てみたかった場所。
須磨のほうまで移動してから入山するルートは初めてで新鮮。
天気は良好。気温も涼しくていい感じ。
さすが名勝と呼ばれる場所、人気のコースでハイカーがとても多い。
見かけた人の多さは、山と珈琲のロケ史上で一番だった。
岩肌が露出していて、馬の背中のように見える尾根。
パドック的な位置からそれを眺め、エアロプレスで淹れるホットコーヒー。
ペルー産のゲイシャ。とても個性的でおもしろい豆だと思う。
心地よかった山行の記憶をなぞるような、YAVZ.COMの温かい音。
山と珈琲では、俺は記録を担当、
ヤブは記憶の再現を担当してくれてる、ちゅう感じがする。
絶景だし、珍景だとも言える、おもしろい場所。
来れてよかった。
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2025/11/22 - MOVIE
竹中が焙煎した豆を挽いて珈琲を淹れる。
文章を書くとき、珈琲があると、とてもいい。
なんでだろう。
竹中に出会ったのは、猿ダコンクリートのベーシストとしてだった。
一度聞いたら忘れない名前のバンド。
一度聴いたら離れない音楽の残像。
とても個性的な4人の奏者と歌い手、
5人の発想が、楽曲ひとつひとつに設けられた主題を共有して鳴っていた。
他のもので形容できない独自の表現に、俺も1発でヤラレてしまった。
俺は当時、LOSER RECORDSというレーベルをやらせてもらっていて、
猿ダコンクリートのアルバム2枚の制作をお手伝いさせてもらうのだけど、
このあたりの話を書き出すとそれなりの文字数が要るので今回は割愛。
竹中の探究心を俺はとても尊敬している。
好きなものに対して、それを深く追い求めていく姿勢には感服する。
そして、その所作に緊張や気負いがなく、自然で、
遊ぶような感覚で肩の力が抜けているところも、またいい。
竹中のそういうところ、とても好きなところ。
自分が求めているものは何なのか、底を目指して深く深く潜っていく。
孤独のフリーダイバー。内側への旅人。
自分としっかり向き合える竹中だからこそ、
「違う」ということを寛容に受け入れて、楽しめるのだろうなと思います。
バンドも、そんな竹中にはうってつけの所在ですよね。
自分と他者との違いに否定で接して、
自分を知ろうとしていた未熟で青い時期が俺にはあった。
足りていないものから目を逸らし、
何をそんなに小さな自分を守ろうとしていたのだろう。
あんなヤツは今もし会ったらゲンコツだ。
竹中は、そんな俺に新しい登山口を教えてくれた友達でもあります。
海で例えたり、山で例えたり、ややこしい。
山の話に繋げたいのがあからさまで下手くそ。
しかし、話を続けます。
あるとき、竹中が登山にハマっている、と聞いたときは意外だった。
何と言うか、アウトドアなイメージも、激しい運動というイメージもなかったから。
山に連れて行ってもらって、いっしょに歩くとさらに驚いた。
涼しい顔して、ものすごい速さで山を行く。
足腰の強さ、ハンパない。
とても付いていける速さではないです。
忍びの者とはきっとこういう人たちだったのだろうなと、
離れていく竹中の背中を追いかけながら、いつも考えたりしています。
この「I want」の企画の#006に参加してくれたヤブもいっしょに、
竹中が山に連れて行ってくれるたびにつくっている
「山と珈琲」という音と映像のシリーズも、もしよかったらご覧ください。
俺は竹中の普段の遊び方を映像で記録しているだけですが、
制作本数も貯まってきておもしろいです。
某ゴールドブレンドではないですが、
違いがわかる男は、やはり珈琲に辿り着くのだろうか。
それでもやっぱり、
豆の種類や焙煎の度合いなどで違いが生まれる珈琲豆専門店という仕事は、
竹中にふさわしい仕事なのではと俺は思います。
ぜひ、EVER GREEN COFFEEで楽しい珈琲体験はいかかがでしょうか!?
オンラインストアもあります!
豆でもドリップバッグでも、贈り物や手土産にもオススメですよ!
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2025/11/16 - MOVIE